横浜社会福祉協会の公式YouTubeチャンネルが公開されました。
その名も「ヨコフクチャンネル」です。
YouTubeは、みなもの桜で管理栄養士を務めることになっていますコバちゃんです。
施設栄養士のことはもちろん、様々な分野のことについて情報発信し、いろんな人を巻き込みながら新たなことにチャレンジしていく予定です。
是非、ご視聴ください!!
→ 以下はコバちゃんからです。
こんにちはヨコフクチャンネル、管理栄養士のコバちゃんです。
YouTube、ヨコフクチャンネル開設しました。いいね👍とチャンネル登録よろしくお願いします。
これからコバちゃんの応援よろしくお願いします。
先週、みなもの桜で必要となるベッド、機械浴槽、見守り支援システム等の候補として上がっている製品を体感、見学させていただく為に、パラマウントベッド本社ショールームに見学にお邪魔させていただきました。
メインは通常の浴槽では入浴の難しい方が利用する機械入浴の機器の効能、使用方法、メンテナンス、能力等を実際に入浴とまでは行きませんが、この機器の特徴であるシャワー入浴がどのようにお湯に包まれ、職員が利用者をどのように洗身介助していくのかを確認し、しっかりと温まったり、先進できるのかまで体験してきました。
私水越も寝台に乗り、寝台上で不安定がないか、不安感を感じないかを体感してきました。
また、パラマウントといえばベッドですよね。
介護用ベッドの進歩は目覚ましいものがあります。褥瘡予防の観点はもちろんのこと、介護を提供する側、受ける側双方からの意見を取り入れた、改良や細かいバージョンアップが最新のベッドには取り入れてあるんだということを実感してきました。もちろん、全て最新の機器を導入するには、費用は大きなものとなります。次世代介護の研究拠点といえども、予算と効果をしっかり見ながら介護機器の選定をしていきたいと思います。
3月から始まり、みなもの桜に法人内の各施設から集まって活躍してもらう職員が様々な意見をだし合い、みなもの桜の空間コンセプトを生み出してきました。
当法人の強みは何か? みなもの桜という施設を通してどのような社会課題にどのような発信をしていくのか、みなもの桜では何を実現していきたいのか等をテーマにそれぞれの職員の想い、なりたい姿を言語化してきました。
そこで出てきたのが、
「こころからのLaughを
ここから、咲かせるんだ」
みなもの桜のコンセプトです。
みなもの桜は、人とテクノロジーの力を掛け合わせた次世代介護を通じて笑顔が循環する社会をつくります。
LAUGH(心からの笑顔)がキーワードです。
ここから施設の空間をどのように形成していくかを決めていきます。
コンセプト作りの為のワークショップは今回で一段落ですが、ここからが施設づくりの再スタートです。
これからも多くの仲間とたくさんの意見を交わしながら、
「みなもの桜」という施設を作っていきたいと思います。
施設長 水越 洋二
みなもの桜のコンセプト作りをテーマとして進めてきたワークショップも回を重ね大詰めとなってきました。
今回は、当法人で今年度(令和3年4月)から運営することになった本牧和田地域ケアプラザで実施しました。
こちらの横浜市独自の施設である地域ケアプラザも新しい体制でスタートを切ったばかりです。職員の皆さんも手探りで業務を進めています。みなもの桜も開所後に職員が一眼となり、コンセプト、指針に則って進めていけるように準備を重ねています。
最初は法人内の各施設から集まりぎこちのなかったグループワークも回が進むごとに、一人ひとりが思っていることを発言し、その意見がまとめ上げられてきました。我々だけではうまくまとめられなかったであろう言葉も、ウチダシステムズさん等の協力でわかり易い表現で、誰もが納得の行くコンセプト原案としてまとまってきました。
この後、このコンセプト案は法人代表者(理事長)の承認を経てみなもの桜のコンセプトとして正式に進めていきます。
次回には出来上がったコンセプトを公開できると思います。
是非、楽しみにしていてください。
皆さん、SDGs(エス・ディー・ジーズ)ってご存知ですか?
最近はテレビやラジオで、「サスティナブル」とか、「持続可能な」とか耳にすることが多くなりました。意味はよくわからなくても、そのフレーズは聞いた事があるのではないでしょうか?
詳しい説明は、
SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省
をご確認ください。
(自分の言葉で説明するとボロが出るのでやめておきます)
さて、その SDGs についてですが、先日行われた、みなもの桜の職員による自らのコンセプト作りであるワークショップにおいて取り上げました。
これまでのワークショップにおいて、当法人「横浜社会福祉協会」の歴史や現状から法人の強みを自らで再確認し、みなもの桜が開所するこの時代の社会課題の認識とどのようにして向き合っていくかを意見を出し合い、話し合い、ウチダシステムズさんの力を借りてわかりやすい言葉へと言語化してきました。そして今回はそれらから、SDGsを題材として、わたしたちがこの施設でどんな未来を実現し、どんな社会をつくっていきたいかを言葉にし、施設コンセプトの軸になるであろう思いを話し合いました。法人内の違う施設からそれぞれ集まり、はじめはぎこちなく話していた職員同士も、ワイワイガヤガヤと話が盛り上がり、一緒に悩み、発言し合うようになってきました。
残り回数は多くはないのですが、集まってきた職員の想いや実現したいことが、みなもの桜で実現されていくような気がしてきました。
一年後にはどんな施設がスタートしているのかワクワクしてきました。
ところで、SDGsの観点からみなもの桜をみていくと、いくつかのポイントがあります。
その一つを紹介させていただきますと、みなもの桜の屋上には太陽光発電を目的としたソーラーパネルが設置される予定です。施設全部の電力を賄うというわけにはいきませんが、排出ガスを排出しないクリーンなエネルギーの利用もサスティナブルな社会の実現の一歩となります。
また、併せてみなもの桜では大規模災害等で電力供給がストップしても、非常用発電機により一定期間一部フロアでは電気機器を使用し続けることができます。これは、最近の特別養護老人ホーム入所者の中には、酸素機器や吸引器等を必要とする利用者の方も増えてきているなかで、電力供給が止まっても利用者の方達へのサービス継続ができるような設備でもあり、近隣地域の皆様が一時的にでも、この施設で供給できる電気がお役にたてるようにしていきたいとも考えています。
水越
みなもの桜の建設工事は着々と進んでいます。
ゴールデンウィーク明けには地盤の基礎工事が終わり、いよいよ鉄筋を入れての建物を上に立てていく工事が始まりました。私、水越も毎月の定例会議で進捗状況を施主として報告を聞かせていただいています。地盤を整えている中では、大きなコンクリートの塊が出てきて、それを撤去したりという大掛かりな作業もあったと聞いています。やはり、基礎をしっかり作っていただき、地盤を強固なものにしていくのは大事なことだと聞いていて、改めて思い知りました。
これから、一階、一階と作っていくことになります。高さのあるクレーンや大きな重機が建設現場には配置されています。
今後の梅雨時期や大きな台風が来ると、建設の方も遅れが生じることがでてくるかもしれないとも建設会社の方や設計会社の方からもお話がありました。幸いなことに、新型コロナウイルスからくる物資の供給の遅れ等は今の所無いようです。
事故等無く、無事に建設が進んでいくことを祈っています。
水越
みなもの桜はウチダシステムズさんの協力のもとに、施設のコンセプト作りを進めています。施設に住む方にとってくつろげる家であり、我々職員にとっても働きやすい環境づくりをしていきたいと考えています。ただ、そのための思いを共有するのって実は結構難しいことです。このワークショップは思いを共有して、何を私たちはしたいのか、それを言語化することを目的としています。初回の顔合わせでは理事長がラグビー日本代表に例えて、試合が動く中で、蹴る、走る、様々な戦略がある中で根本的な思いを共有すればこそチームとしての力が出せる。ワークショップはその思いの根を作ることを目的としているとみんなに話してくれました。
みなもの桜の開設にあたって、法人内の各施設から様々な職種の職員が集まってきます。今はまだそれぞれの施設で働いていますが、皆、経験と多くの想いを持った職員です。それらの職員が改めて法人の良さを知り、法人の強みを活かして新しい施設のコンセプトを考えていくため、ワークショップを行っています。はじめはワークショップはちょっと苦手とか、初めて会う職員とグループで話し合うとか苦手意識のあった職員も、将来仲間になる職員とわいわいガヤガヤと進めていくうちに終わる頃にはすっかり打ち解けてしまいました。
水越
今回はみなもの桜をどのような施設にしていきたいかに触れてみたいと思います。
超高齢化社会を迎えた現在では、身近な場所に新しい老人ホームが建設される様子を見かける機会がある人も増えてきたかもしれません、それだけ多くの介護施設が必要とされています。一方で報道でも触れられることが多い介護人材の不足が深刻な問題ともなっています。これは日本の人口における公正比率を見た場合、どうしても避けることが難しい現実です。
私ども横浜社会福祉協会では、介護する職員が働きやすい職場、幸福感を感じられる職場、私生活も大事にできる職場、そんな職場づくりと環境整備を行い、多くの様々な人が集う法人を追求しています。でも、それだけでは解決できない課題もあります。そのため、みなもの桜ではIT機器や新たな介護機器を積極的に活用し、既存の概念にとらわれない次世代介護の研究拠点としても法人の中で位置づけていきます。必要な介護の量と質を確保し、発揮していくことでサービスの向上に努めていきたいと考えています。
水越
令和4年4月の開所を予定しているみなもの桜は、昨年末(令和2年末)から着工が始まり、概ね今年1年をかけて建設が進んでいきます。
みなもの桜は横浜の中でも横浜スタジアムや横浜中華街まで、ちょっと足を延ばせば歩いて行けるほどの都市中心部に立地します。交通も便利で、横浜市営地下鉄阪東橋駅、京浜急行黄金町駅から平らな道を歩いて通える範囲ですので、通勤やご入居の方のご家族の面会にとても便利なところです。
老人ホームの建設には大きな敷地が必要なことが多いのですが、みなもの桜は都市型老人ホームです。地上6階建ての100床(100部屋)の施設となります。都市部という事もあり、土地をなるべく有効活用して施設を計画しています。
施設が竣工するまでは、近隣住民の皆様には工事による振動などが出る場合があり、生活への影響が生じる場合があります。当法人では、設計会社、建設会社の皆さんと連携し、周囲への負担がなるべく少なくなるように施設の建築を進めていきます。
水越
令和2年11月吉日
みなもの桜の地鎮祭が感染防止に努めながら行われました。地鎮祭とは土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式です。当法人では施設の建設中の事故防止、さらには施設が出来てからの安全を願って、建設する前には必ず行っています。
神主さんは、当法人で大変お世話になっているお三の宮日枝神社から来ていただきました。お三の宮日枝神社は横濱開拓の守護神で、毎年秋には例大祭が開催され大神輿が伊勢佐木町等にお目見えします。私は以前、横浜市地域ケアプラザの所長をしているときに、この日枝神社がいかに地元にとって大切なものか、たくさんの思い出話を交えて聞かせていただきました。
長年福祉の仕事をする中で実感したこととして、福祉の仕事は支援していることだけでなく、いろいろな方との関わり合いの中で、たくさんの事を教えていただける仕事だと思います。私はみなもの桜で施設長となってからも、施設の出来る南区中村町の皆様、そして入所して暮らしていただく方達やそのご家族、すべての関わりを大事にし、いろいろなことを教えていただくことを大切にしたいと思います。
水越